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管理栄養士が教えるカラダファクトリー!A 〜知らないうちに!鉄欠乏貧血〜


こんにちは!管理栄養士の増田です!!

寒波も去り、少し暖かくなってきましたね!


少し運動もしやすくなってきたところで

今日は、鉄欠乏性貧血についてお話します。


貧血の中でも圧倒的に多いこの鉄欠乏性貧血。

名前の通り、体内の鉄が少なくなることによって起こる貧血ですが

貧血になると、どうなるのか。


みなさん、、ご存知ですが??

ふらふらしたり、めまいがしたり〜

くらいのイメージですよね?


ということで、鉄欠乏性貧血の仕組みについて

詳しくみていきましょう!!


鉄欠乏性貧血になる原因



体内から鉄が失われる原因は主に5種類あります。


  1. �@食事での鉄分摂取不足
  2. �A食事でのエネルギー摂取不足
  3. �B発汗によるミネラルの喪失
  4. �C足裏への衝撃で赤血球が破壊される
  5. �D消化管からの出血

そして、鉄の摂取源として大きな割合を持つのが食事です。

なので今回は�@,�Aについて深くお話ししていきます。


エネルギー不足で貧血??



みなさん、エネルギー不足でなぜ貧血になるのか

疑問に思いませんでしたか?

これには理由があるんです!


カラダの気持ちになってみてください。

エネルギーが不足していると体内のエネルギーを節約したいですよね。

運動はエネルギーをたくさん使うので、やめさせたい。

あるいは、運動をしてもいいけどエネルギーを使わせたくない。


そこでカラダはエネルギーを節約するために、

血中のヘモグロビンを減少させ酸素の供給を減らします。

体内の酸素が少なくなると、動くのが苦しくなりますよね?

※ヘモグロビン:ヘム(+プロトポリフィリン)+グロビン(タンパク質)


このヘモグロビンは赤血球の中に存在します。

赤血球は血液中を流れるもので、酸素はヘモグロビンと結合し

血液にのって各細胞まで届けられるのです。






細胞での血液が少ない(貧しい)状態
→「貧血」といいます。


つまり、鉄を摂取していてもエネルギー不足であれば貧血になりうるし

鉄が不足していてもヘムが作られないのでヘモグロビンができず貧血

になってしまうということなんです!!


正確には、鉄欠乏性貧血とは『ヘモグロビンの減少による貧血』ですね!



どれくらいエネルギーをとればいいのかはこちらでご確認を!!

「ダイエット方法間違ってませんか?綺麗な痩せ方と嫌な痩せ方」


貧血による影響



貧血になる理由がわかったところで、

次に貧血による症状・影響についてお話します。


主な初期症状は、疲労感、倦怠感、顔面蒼白、軽い運動時での動悸、息切れなどがあります。

進行するとめまいや頭痛などを起こしますが、貧血は自覚症状がないことが多い病気です。

気づかないうちに体は重くなっていたり、息切れが早くなってるかもしれません。

なので健康診断などで早期に発見しておくことが大事ですね!

進行しすぎると骨粗鬆症を引き起こしたりもします。


鉄欠乏性貧血の代表的な症状としては、「匙状爪」といって、

爪が剥がれたり、反り返ったりする病気もあります。

さらには、なにもないのにイライラしたり、髪の毛が抜けたり、肌荒れしたりもしちゃいます。




特に、貧血はスポーツをしている人や女性に多い病気です。

鉄分の摂取をおろそかにしたり、鉄分はとれているから大丈夫!といって

食事の量を減らさないようにしましょう!!


バランスのよい食事を心がけることが大切です!!


食事や健康について、気をつけながらトレーニングをしてみたい方や

もっと健康的なカラダになりたいという方は、ぜひ無料体験からお越しください!

当店では、専門的な知識のもとお客様ひとりひとりにあった丁寧なご指導をさせていただきます!!

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